12月1日(木)
(これを書いているのは1月13日)
まめ氏を病院に連れて行った。
やっぱりこれしかない、とバースデーケーキの空き箱の上をくり抜いたものを、底をガムテープで補強して、寒くないように床材のキッチンペーパーをたくさん入れて、底にカイロを貼り付けて、分厚い毛布でくるんで、それをカバンにいれて連れて行くことにした。上は、空気穴を開けた断熱シートと段ボールでふたをした。
ぎりぎりまで連れて行くのを迷った気がする。でも今日こそはという気持ちもあった。
よりによってこんな寒い中、雨も降りそうな日に、外に連れ出して病院に行くのが正しいのか?わからなかった。今もわからない。
必死で準備しながら、今日診てもらえるか、予約が必要か電話してみると、「予約はやってないので来た順になります」と、午前中の方が空いている様子だったので、すぐに出発することにした。
先に車のエンジンかけて暖房つけて、はるに後部座席に乗ってもらい、カバンに入れたまめ氏をかかえて見ていてもらう。
病院までは車で5分もかからない場所で、まめ氏を飼い始めてすぐの頃ハムスターを診てくれる病院を探すとすぐ近所にあって、でも実際どこにあるか地図をたよりに見に行ってもなかなか見つけられず、ある日ようやく見つけた病院。
でも行くのははじめてだった。
受付をしてから1時間半?とても長い時間、車の中で待つことになった。(コロナ対策で、院内では待てない、と車の中で待機)
まめ氏は、今思うと寒かったのか、時間が経ってくると箱の中で暴れた。(とてもかわいそうなことをした)
かなり時間が経った時、ついにはるに看護師さんに言いに行ってもらったりした・・・暴れてるんですけど、と。
深いケーキの箱から外へ飛び出す勢いで暴れていた。でも駆けつけてくれた看護師さんにもなす術もなく、
暴れて外に出ようとするまめ氏は、わたしには元気そうに見えた。けど看護師さんは、「息があがってるね」と言った。それは今暴れていたからです・・と思った。
それからまた少しして、もうお昼を過ぎた頃、順番が来た。
なんともないですよ、と尻尾の汚れをとってもらったり、毛の抜けたところに塗り薬とか、そんなことだったらいいなと思った。
診察台の上で箱から出されたまめ氏はとても小さかった。
先生は、「息が荒いね」「かなり衰弱してるね」と言った。
体重を測って、すごく軽くなってる、と言った。
毛が抜けてることを伝えると、検査してみよう、と言って毛をむしった。まめ氏は身をよじって嫌がった。
小さいまめ氏。
検査結果はダニがいるなどもなく、「痒がる?痒がってはいないでしょ」と言って、特に皮膚炎の様子はない、免疫機能が下がってるとかそんなところかも、と言われた。
下痢は、便を持参してきていないから顕微鏡検査もできない、だからわからないけど、と言いながら、
「それより、これは何かできてるねえ」と言って、お腹にかたまりがあるのがわかるでしょう、と、まめ氏を裏返して、お腹をこっちに見せた。
かたまりがあるかどうかは見てもわからなかった。
それから先生は、「レントゲンとかはとれないから、検査もやりようがないけど」と、エコー検査をした。
腫瘍ではないですね、と言われることを期待したけど、「ほら、ここに」と画像を指して、何cmの・・とか言っていたけど数字は忘れた、かなり大きいのができてる、と言われた。
ハムスターは腫瘍ができやすいって。それは検索しまくった時にもよく見かけた。
わたしは妙に冷静になって、「こう、高齢で、なにかできることは。」と聞いた。
先生は、できることはないと言った。あたたかくして、少しでも快適にしてあげること、高齢になったり弱ったりしていると体温調節も難しくなるから、
暑すぎるのもだめだけど、寒くないように、と。
それと、「効くとも思えないけど」という前提で下痢止め(?)が処方された。
ひんやりした受付で、再びケーキの箱に戻ったまめ氏をかかえて、「がんばったね、怖かったね」と声をかけながらまた少し待って、代金を5000円くらい払った。
まめ氏はもうさんざん怖い思いをして諦めたみたいに静かになっていた。
単にほんとにしんどかっただけか。
受付で先生が、薬の飲ませ方はわかりますか、今やってみましょうか、と言うので、これ以上もう何をするのもかわいそうで、できますと言って断った。
それから、「この薬は使用期限が1週間です。飲み切らなくても廃棄してください」というのと、「正直、いつどうなってもおかしくない状態です。」を言われ、わたしとはるは深々と礼して帰った。
とても悲しいけど、診てもらってよかった、と思った。
まめ氏がんばったね、寒かったね、帰ろうね、と車を運転して急いで帰ってケージに戻す。
カイロはケージの壁に貼った。さっき言われたとおり「暑くなりすぎないように」寝床にしてる場所より少しだけ離して、ひどく暑くならないように。
帰宅してすぐ、乾燥豆腐を手渡すといそいそ食べたっけ。
薬は、飲むようなら飲ませよう、嫌がったらやめよう、と思いながら、スポイドみたいになっている容器を口に近づけたけど、顔をそむけて飲もうとしないので、即やめた。
薬の袋には「岡田まめ様」と書いてあったよ。
2022年12月8日
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