2021年11月29日
「初心の花」のことをこの頃よく考える。なんとなくしか覚えていないから、「花伝書」をちょっと読み返してみた。(20代の頃に読んだ時は、30代をピークにあとは衰えるだけ、さっさとやめろ、に聞こえて悲しかった。)
そしたら不意に、白洲正子が書いていた「ものすごい能役者」のことを思い出した。白黒写真が載っている本だった気がする。図書館で借りた。
たしか「友枝喜久夫」という名前の人だった。
歳をとって目がほとんど見えない中で踊っていた老年期の舞がとにかくものすごい、と白州正子が書いていた。写真とともに、やたら心に残っている。
消えない花。友枝喜久夫さんは、きっと、老いても老いた時の、たとえば、知久さんみたいに、失せぬ花をもって、なんなら若い時より美しく透明に踊ったんだろうなあと思う。
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自分は自分のうたをうたうしかない
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客席に「自分」が、腕組みして立ってると思えばいいかもしれない
その人を笑わせることができるように、がんばったらいいのかも
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客席に「自分」が、腕組みして立ってると思えばいいかもしれない
その人を笑わせることができるように、がんばったらいいのかも
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