2025年10月11日

ちゃいなの誕生日だ。
ちゃいなはわたしが引きこもってた頃、よく家に遊びに来てくれてた。1度、バイトしてた「こぐまや」のいちごのミルフィーユをおみやげにもらった。すごく美味しかった。
いっしょに録音したり、好きな映画を言い合った。
ちゃいなが好きな映画は「エルトポ」「レポマン」「イレイサーヘッド」なんとかムービー?(たぶんカルト映画)とかだった。
讃美歌が好き、って、讃美歌の本を持ってきて、アベマリアを3声でハモるのを教えてくれて録音したり、ちゃいなが作った曲を録音した。この曲いいんよ、って、CD持って来て聴かせてくれた。
でも、わたしは友だちいないくせに、優しくしてくれる人まで拒絶して、みんな嫌いという態度の時があって、ちゃいなにも、もう来ないでみたいなことを言って傷つけた。酷いやり方で傷つけた。京都に行く前に本を返しに来てくれた時、玄関で、笑顔で本を手渡してくれけど、悲しそうな顔だった。わたしはどれだけ嫌な奴だったんだろう、今もか、

その悲しそうな笑顔が焼きついて、もう口を聞いてくれないだろうと思った。
それからまたずっと経って、岡野さんが京都から帰省してたルイちゃんとカズシさんを紹介してくれた時、ルイちゃんが、「今度はちゃいなもいっしょに会いたいね」と言ってくれた。

2005年に岡野さんから「ちゃいなが」ってメールが来た時、「帰ってくるよ」と続くのかと思った。だけど違ったけど、なぜか、わたしの脳は「そんな気がした」と思った。

ショックはあとから来て、毎晩インターネットでちゃいなの写真を探しまくって全部保存した。それは古いパソコンに今も入っている。インタビューか何かで、ニールヤングが大好きと書いてあって、それから毎日毎日ニールヤングを聴いた。
羅針盤も、それまで聴いたことがなかったと思う。少しして、「会えない人」というCDを買って聴いた時、すくわれるような気がした。自分が山芋になって土に沈んでいくみたいな気持ちになった。

もう口を聞いてくれないかもしれないと思っていた頃も、演奏を続けていればいつかどこかで会えるかもしれないと思っていた。そしたら謝ることができたり、謝れなくても笑い合ったりできるかもと思っていた。図々しいけど本気で思っていた。

1年後の同じ日にポレポレで演奏した時、「なに言っとん。うたいんちゃいや。いっしょに歌ってあげるけえ」って聞こえてきた。勝手な妄想だけど。
ちゃいなが笑ってくれる顔が見える気がした。
だからその日、迷ったけど「After the gold rush」をやった。



https://cochineallll.blogspot.com/2005/11/?m=0
その頃の日記を見てみたら記憶と違った。いっぱい忘れるんだなあ)

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