オライビさん。お会いしたこともなく、お名前しか知らない。オライビさん。2016年に「ワンメイク」に初めて行った時、到着してすぐトウヤマさんが、「会わせたい人がおったんやけど」と言った。ここから近くて、山の中に住んでると言った。その日にお留守だったんだっけ、会いに行けなかった。「気が合いそうやなと思って」とトウヤマさんは言った。それからずっと、心の中で気になって、会いたかった。
これを書いて、自転車で仕事行って帰って、今日も晴れて赤トンボと蝶が並走してくれたり横切ったり、長いこと自転車に乗らなかったから調子が悪かったのかもと思ったりした。
歌を作る時はいつもギターを弾くのと自転車をこぐのとで作ってきたから、この2つはとても心地良くて支えだったのかも。
帰ってから、オライビさんってどんな人だったんだろう、と検索してみると、こんな記事 を見つけて、
地元の野菜や山菜を美味しくいただくために
「できるだけ手間暇を惜しまないようにしている」と書いてあったり、朝は掃除から始める、とか、すごく素敵で、
わたしはつい今朝も、大根の間引き菜を洗うのを大変だな、あとでやろう、とやめたし、面倒なことにはできるだけ時間を使わず楽をしたいと思うから、「手間暇を惜しまないように」が心に残った。わたしもそうしたいと思った。家事が苦手で苦しくてつらい、と思うことを変えたいと思った。
そうしていると突然、「サマンサ治ったよー」とLINEが来て、ほんとうにびっくりした。見間違いかと思った。夢かと思った。
(10/12には)間に合わんと言われていたのに。
サマンサ、治って帰ってきた。
郵便局で修理代をおろして、飛んで行った。ずっと夢の中みたいだった。
帰って来て、かかえて、弾いてみたら、
ギターと身体が接しているところに振動が伝わってきた。
それだけで心の中が涙でいっぱいになった。よろこびで、感謝で。サマンサ、生きている。いとおしい音。もうこれだけでじゅうぶんだった。
2025年10月10日
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