ギターを弾く部屋は山がすぐそばにあって、比較的暑くならない部屋なのに、今年は暑い。今日は37度まで上がった。
朝はずっと掃除した。はるの大量のリカちゃん人形と、手作りの家や小物、捨てたり、移動させたり、片付けたり
はるは腹痛で部活を欠席して、暑いし外に出ず過ごした。ゲームして、絵を描いて。
時々、ふと裏へ出ると、草木はやっぱりとても美しかった。カナへビ、まだ子供なのかな、小さかった。つるつるっと草の間を移動して、植木鉢を乗り物みたいに、手をついて、ひょこっと顔出してじっとしていた。
ハグロトンボは今日もいた。
夕方、耐え難くなって、ぼんやりと、ギターを弾いた。
座り込んだら身体が動かなくて、でもギターを弾くのは暑さも何も忘れた。
夜、風呂の中で祈った。
はるが自分で、自分の人生を生きていけますように。
心の底から信じて見守ることができますように。最小限の、必要な手助けをできますように。
宿題も、「宿題をしようとがんばって、やっとのことで片付けて、これで先生にも親にも叱られない、と安心してあとは気晴らしにゲーム」じゃなくて、学校も宿題も関係なくて、生まれてきて生きている、この貴重な12歳の時間を生きられますように。
わたしははるに、
まず生きていること、何度も失いかけた
命を救ってもらったこと
またそんなことが起きないか怖くてたまらないこと
が
たぶん1番大きく根元にずっとあって、
命のことと、身体のことと、その次に
学校、勉強、読み書き、友だち、
について心配して、
そのほか自分の日々の仕事と家事と体調を
なんとかするのに精一杯で、希望を持てず
はるの時間が、
かけがえのない幼少時代が、
わたしが心配や不安からはりめぐらす網の中で自由を奪われて、
はるは縛られていることにも気付いていないかもしれなくて、
わたしが、一刻も早く、手を離さないといけないと思った。
強く思った。
2023年7月27日
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