2023年6月8日

8日ぶりか、1時間だけ登校。
なんでみんなは行けるんだろう。なんではるは行けないんだろ。
今週はただ嫌がってたというわけでもなく、微熱が出た。この3日は腹痛と下痢。行きたくないストレスが身体に出てるのかな。
今日、1時間目は美術だから力を振りしぼって行った。これが正しいのか全然わからない。

カウンセリングの人は「行かなくていい」と言ったけど、先生は「1時間だけでも登校できないか」と、2日しか待ってくれなかった。待ちましたけど、って。わたしたちと「待つ」の長さの感覚がちがってた。ほんとは休んだらだめってことなのか?と急き立てられた。
そういえばこの間のカウンセリングは、「1か月に何日休んだらアウト」など具体的な数字を聞きたくて行ったんだった。それはここではわかりませんと言われた。また聞いてみないとな…

もうすぐ運動会。はるは昨年まで、保育園の時からずっと、イベント、晴れ舞台が大好きで、体調悪い時でも練習には行かなくても、運動会や音楽発表会の本番だけは嬉々として参加した。今年は「行きたくない」と早くに不参加を決めた。
昨年まで、どころか、つい2か月前までか。卒業式も入学式も、大喜びだった。4月中旬の参観日も大はしゃぎだった。でも、あの頃までかな。1か月前くらいまで。今は最後の砦の友だちまで遠く離れてしまった気がする。はるにとっては、もう学校に行く理由がないよなあと思うほど。まあ、それが思春期とかこの時期の成長なのかもなあ。

ついこの間まで、
小学校の頃は、学校を休んだ日も誘いがあれば放課後、友だちと公園に遊びに行ってた。「行ってきまーす!」と自転車で、「6時過ぎるかもしれないけど、心配しないでね!」と出かけて、もっと小さい頃は心配で外へ出て待ってたけど、6年生にもなるとちゃんと友だちといっしょに暗くなる前に、「ただいまー!」と元気に帰ってきてた。
大好きな親友の家に行く時は、うれしくてうれしくて、たくさんの人形やおもちゃをカバンに詰めていそいそ出かけたり、わたしは車で迎えに行ったり
「楽しかったー!」って帰ってきてた。いつも満面の笑顔だった。
そうだった。なんかもう忘れてた。ほんの2か月なのに。
はるはきっと今も大好きな大好きな友だち。

今日は、行かずにすむなら行きたくないというふうで、力をふりしぼって行ったけど、昨夜10時半にぱたっと眠って、いつもどおり9時間しっかり寝たし、体調は良さそうだった。
はるは行きの道で、「緑谷くんになる」「緑谷くんは個性(ヒーローに必須の特殊能力)がなくても、ヒーローになる!って決めて、なった」と言った。

ほんの1時間で迎えに行った時、学校から出てきたはるは トボトボ赤い目で歩いているように見えて一瞬心配したけど、「数学の先生が優しかった。来れてよかったねって言ってくれた。優しくて泣いちゃった」と言った。
それはうれしいことだったねえ…と手を握った。

駐車場まで歩きながら、はるは「決めた。緑谷くんみたいに、もしクラスの全員が無理って言っても、(目指すものに)なる!」と言った。

それからミスドに寄って、はるはドーナツと、どれくらいぶりかの汁そばを食べた。2人して、ほっとして、しあわせに過ごした。

帰り道、また緑谷くんの話になった時、わたしは、「考えてみたら、はるは治療の間、2年間とか成長が止まってた、だから、今みんなにできないことがはるにできないのは当たり前なのかもしれないよ」と話した。「それが、緑谷くんの場合の個性がないってことかもしれない」と話して、「つまり、、なれるってこと!」と言った。

漫画は、困った時どうすればいいかとかを、乗り越える姿を見せて教えてくれるからいいなと話した。
明日はまた行けないんだろうな、とも頭をよぎったけど、明日のことは考えなくていいと思った。


Powered by Blogger.