2020年6月28日
朝、洗濯物を干す時
2階の部屋に見かけない小さい虫がいた。
裏庭に連れて行った。
午前中、猛然と掃除した。
家もいつか朽ちる。
この家が老木みたいに倒れたら
はるはどうするんだろう。
オレンジの壁紙。
この家は幼稚園の頃、裏に住んでた大工の坂本さんが
1人で建ててくれた家。
できるだけお金を使わなくていいように
工夫して作ってくれた。
できるだけお金を使わなくていいように
工夫して作ってくれた。
わたしにとって、世界最高の家。
長く元気で建っていてほしい。
そう思うのに、全然大事にできていない。
はるを守ってください、と言いながら、
窓を拭いて、壁を拭いて、洗ったカーテンを吊るした。
近所の酒屋さん、少し前から売家になってる。
仕事帰りのおっちゃんたちが自転車を停めて
立ち飲み屋みたいに店先でのんでた小さいお店。
家は、森の中の木みたいに思える。
切ったり、倒れて朽ちて消えないといけない。
新しい家が建ったり。
と、思うけど寂しい。
と、思うけど寂しい。
午後、綺麗なアゲハ蝶が家のまわりを飛んだ。
はるが玄関から外へ出た途端、
「見て!すごい!綺麗なアゲハ蝶がいる!!」
「見て!すごい!綺麗なアゲハ蝶がいる!!」
と目を輝かせた。
夕方、年の頃で小学3年生くらいの
かわいいカマキリが玄関にいた。
とてもかわいかった。
とてもかわいかった。
夜、散歩してたら道ばたに
クワガタの幼虫がいた。
寝返りをうつ赤ちゃんみたいにヨタヨタもがいていた。
寝返りをうつ赤ちゃんみたいにヨタヨタもがいていた。
どうすればいいかわからず、
とにかくこのままでは自転車にひかれたり、鳥に食べられたり、
危険が多すぎる、と、はると2人
オロオロしながら植え込みの土のところへ誘導した。
無事だったらうれしいけど、どうなっただろう。
それから帰り道、
昔からよく通る道なのに、1本の木に不意に目が止まった。
蔦で全身毛むくじゃらの途轍もない大男みたいな木。
日が暮れた世界でその木を見上げたら怖くて
「うわあ、、こんばんは、、、」と小さくなったら、
はるも、子供を両腕に抱えてる力持ちみたい、と笑った。
日が暮れてから見ると、木や花の凄さがわかるね。
半月。
はるが眠ったあと、
綺麗になった窓を見上げた。
今日いっぱい掃除できてよかった。
ありがとうございます。と心の中で言って、
これから眠るところ。
今日は掃除の時からずっと高木正勝さんばかり聴いていた。