2015年12月5日
山本精一さんのライブ。
全然気付かなかったことや、よくわからないことや、わたしが苦しいとか寂しいとか感じることが、言葉になって、ギターが鳴って、なにか別のものに変わって、 もうとても名前のつかないようなものになって、明るく、漂っていた。
ぼわーっと。
なんかもう、 たとえるなら、
笑っているようだった。
涙がでた。




ほんとは3時間くらいやりたかったと仰言っていたけど、3時間観たかったけど、1時間でも満足だった。
アコースティックギター1本で、時間がもったいないからとMCもほとんどされず、1時間ちょっと演奏された。
弾き語り。
手をじっと見ていた。
覗けないような暗がりと光
ライブ前に見た展示。
和紙。みずみずしい線。乱暴な線。怒っている線。あどけない線。山水。枝。猫の背中。
見ていたら、自分が絵を描いていた頃や、純の絵を思い出した。うちはあの頃の貯えで生きとるんかなあ、と思った。
あの頃学んだことの貯えで。
だとしたら枯れる。頼りない気持ちがした。
毎日あたらしく、描くべきだ。
学んだり、描いたりすることは、つい最近生まれたばかりみたいに、死ぬまでつづけて、
生き続けるべきだと思った。


暗い道を
自転車をこいで帰った。
ほんとにほんとに行ってよかった。