2026年4月13日

夢の中で歌うたった。大きい声で。
網戸みたいな網越しに、終わりの方は両手を口に添えて、叫ぶみたいに、網に鼻が当たりながら、声を張り上げて歌った。

その、終わりの方の歌詞は、大昔に書いた詩。
父が亡くなった季節だからか、最近すごくよく思い出す、
「だけども看病するうちにあの人の血で朱に染まる
春のお庭に出る前にあの人の血で朱に染まる」
の箇所

父に借りて読んでた童謡集(西条八十とか野口雨情とか)が好きだったから、童謡風にしていて、架空っぽくしていて、だけど父の葬式の前後の日々にわーっといくつも書いた詩のうちの1つだから、自分にとっては架空じゃない強いイメージがある。
ノートじゃなくて、そのへんにあったメモ用紙に書いた。推敲したものは1年後とかに詩のノート(A5)に書き写した気がする。
書いて書いて落ち着かせたり、自分を癒すためにその2年間くらいいつも詩を書いてた。

夢の中で、その詩にメロディーをつけた歌を、父とは関係なく、反戦歌として歌ってた。前を歩いている人に向けて?どこなのか忘れたけど外で、目の前は道路だった気もする。戦争をやむなしとする人に向けて歌っていた気がする。網の向こうに、叫ぶように歌った。
メロディーとともに、歌詞も考えながら歌って、サビのところであの詩が出てきた気がする。
歌いながら、いかにも「たま」とか知久さんみたいなメロディーだなあと思ったけど、最後まで歌った。

すぐ隣にゴトウさんともう1人誰かがいて、突然歌い始めたわたしが歌い終わると、「まあ……まあ(ありがちなメロディーとは言えるけどみたいな表情)でも、よかったよ!」と言われた。
「そう。なんじゃけど、『反戦歌』は!その時に歌わないと」と言うと、
「反戦歌だったの?わかんなかった!」と言われつつ、それで夢は終わった。

父の誕生日だから、こんな夢を見たのかな?あんまり関係ないか。

その詩は、なぜかおぼえていて、今もそらで言える。
作為的な、架空のものだけど、それでも、暗いからあんまり好きではない。

黄色い着物をお召しなさい
春のお庭に合うように
赤い着物はおやめなさい
すべてをさらしてしまいます
白い着物をお召しなさい
きっと泣かずにすむでしょう

だけども看病するうちに
あの人の血で朱に染まる
春のお庭に出る前に
あの人の血で朱に染まる

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