2026年2月25日

開場20分前 18:40のミカカさんの、「え、いっしょにやるんじゃないん?そう思うて企画したんじゃけど」の一言にびっくりして、「そうだったん!」とあわてて合奏の準備をして、
それでもまだ、やったことのある曲を2、3曲かと思っていたけど、開演直前 19:20頃に高宮さんに、どういう構成でやる?(どっちからやる?)と尋ねた時、「このまま2人ともずっと舞台にいたらいいんじゃないん。交互に歌えば。」と言われ、
なるほど!客席で聴くよりいいね!じゃあ、コーラスもギターも自由に入っていい、にしようか、と、とっさに平気そうに答えたけど、頭が真っ白になって、
その直後にはみんな入って来て開演、だったけど、どうすればいいかわからないまま、
「おにぎり持って来たけど食べる間もなくもうスタートじゃ!」とギターケースを隅に置きながら言うと、鈴木さんとのらえもんが「食べたら?」「食べていいよ」「食べながらやってもいいよ」と言った。

グタグタにならないようにふんばるので精一杯だったけど、高宮さんの歌とギターと曲はやっぱりすばらしかった。
(特に、最後にそれぞれ1曲ずつやろうか、の時、わたしがコードがわからない覚えてない危うい曲をやろうか迷っていた時、「それやったら?俺もチャレンジングの曲をやるけえ、その間に準備して…」と言って、聴いたことのない曲をやったけど、それが特にすごくよかった。)

ウサギバニーボーイの曲は、直前に少し打ち合わせをした「左脳」と「予感」と「1000の真理」と、衝動的にコーラスで加わった「予告」「暮らし」をいっしょにやった。

とても必死で、話す余裕もなかったけど、「1000の真理」を歌った後、リハーサルの時に思い出したことを衝動的に話した。そういえば!って。

はるが入院してた時、たぶん2016年、ずっと病院にいて、たまに付き添いを交代してもらえると病院のまわりを散歩した。その頃「1000の真理」が(たぶん発表された頃で)SoundCloudで聴けて、イ・ランの「神様ごっこ」と共に繰り返し聴いてた。病院の外を歩きながらイヤホンで。

「その時、『抗え』という歌詞が、すごく嬉しくて、」
(何に対して、とか今もはっきりわからないけど、「抗え」と、「抗ってついた傷を抱きしめる」が、その時とてもうれしかった。救いだった。)

「こう、歳をとると、舞台の上で出来ることって、あんまりないんだなあと思って、
正直でいることくらいしか、出来ることはないんだなあと思うんですけど、
この間は、それに加えて、「若い人たちに「抗え」って言う」を、付け足せるなあと思って、 それと、自分より先に歳をとっている人に、尊敬と感謝……は、付け足せるなあと思ったんですけど、
「抗え」は、わたしのテーマなんだなあ、と思って、」

「何年か前に、「抗う」という言葉が入ってる曲を作ったんですけど、それをやります。今急に、やりたくなって。」
と言って、「きこえる」をやった。


1番最後の最後、アンコールをいただいて、ミカカカフェは音出せるの21時までだけど、あと1曲できるよ、と言われて、

「そうだ、あれをやろうよ。」と、思い立って、「空中ブランコ」をやった。
つとむさんが来てくれてたから。
2022年の「外国」で、つとむさんがリクエストしてくれた時以来でやった。

(もちろん打ち合わせもなく、タイトルも言わず「FとCだけ」と伝えて、)



1番くらいを歌った後、途中で、そのまま歌うのが耐え難く、嫌になって、「わたしには音楽の才能はないけど、音楽の中にいるのが大好きです」みたいなことを叫んだ。

「わたしは音楽の中にいるのが大好きです」
(音楽を聴くことが好きな、歌うことが好きな)「あなたと一緒にいることが大好きです」
と叫んだ。
とにかく無事でいてほしいから、
「あなたが明日も元気でいることがとても嬉しい」
って叫んだ。
野暮だしかっこ悪いなーと思いながらも、叶ってほしいことだから、叶うように、言葉にした。目の前の人、わたしにつながる人、つまりは世界全部の人


それから、いつもの歌詞に今の気持ちを付け足したり、変えて歌った。

空中ブランコが始まるよ
365日始まるよ

終わってもすぐまた始まる
だから終わらない

白塗りを落とす前に
笑って帰ろう また明日
明日も会おう
またあとで
明日も会おう
また明日

つとむさんは、「自分の作った店で歌ってくれてて嬉しい」と言ってくれた。それを見に来た、って。ほんとにいる、と思って嬉しかったって言ってくれた。1年半ぶりに会えた。
21時過ぎ、駅まで走る時、カサガミさんと2人お店の外まで見送りに出てくれて、ぺちぺち両手でハイタッチし合って別れた。
「ふり返らず行けよ!」と笑顔で言われた。嬉しくて、何度もふり返った気がする。

あっという間に終わって、あまりに一瞬で、ほんとにライブしたかなあと思って、帰り道はぼんやり、さみしかった。

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