2025年6月12日

父がいなくなった時、
ノートに何回も「うしなうものにであうこと」と書いた。
いつか失うものになぜ出会わないといけないのかわからなかった。
失うものに出会うこと
失うものに出会うこと
失うものに出会うこと
と、よく書いてた。

今は、なぜ出会わないといけないのか、と思わなくなってることに気付いた。
「失うものに出会うこと」
は、理不尽な、不条理な、腹の立つ、うっとおしいことじゃなくて、
出会えたことがうれしい。になっていた。

起きたら、ブライアン・ウィルソンが亡くなったというニュースだった。
ほんの少し前、2週間くらい前にはじめて聴いたブライアン・ウィルソン。
その時は1曲だけ聴いた。
「ORANGE CRATE ART」という曲。インスタで、若い女の子がカバーしていてとても良くて、聴いてみた。ものすごく、しあわせなコードとメロディーだった。

そして今朝、「GOD ONLY KNOWS」という曲をはじめて聴いた。
何十回も、何十回も、連続で聴いている。繰り返し。繰り返し。
あまりにも曲がいいから、どんなアレンジのも良い。ライブ版も、音が悪いのも、ピアノだけのヨタヨタの歌も。全部よかった。
イントロからものすごくものすごくいい。

生涯、は、神経を病んで、早くにライブもバンドもやめた。精神科の治療もよくないものだった、? ドラッグと精神不安でぽろぽろになった。
歳をとってから、37年越し?のアルバムを完成させた。歳をとってからは家族としあわせだった。
って。書いてあった。

「世界の音を遮断すると、神から授かった音楽が聞こえてきた。それが僕に与えられた才能で、言葉にできない感情を理解し、表現する助けになった」
という抜粋の言葉に惹かれて記事を読んだら、半生が書いてあった。


何十回も何十回も聴いて、ふと
歌詞を見てみたら、
「君がいなくなったらどうなってしまうのか、神様しか知らない(誰にもわからない)」
って。涙がでた。

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