やっと「PERFECT DAYS」を見た。
今日も仕事中すごくしんどくなって、帰るとばたっと倒れた。
今まで味わったことのない、びっくりするようなしんどさ。重力に負ける感じの、つぶされるようなしんどさで、横になるしかなくて、でも横になってもだるくてしんどい、ストレッチしてるのに首肩がこわばって全身が痛い、だるい、なんだこれは?まるでMさんの症状みたいだ、と思った。
Mさんはこれにさらに1番つらいと訴えている「お腹の灼熱感、違和感」が加わるのか、と思うと、どんなにつらいだろうと突っ伏したまま思った。
素人の足ツボでは焼石に水で全然効かないかもなあ・・と思った。何が効くか、どうしたら治るか、自分を実験台にして試してみるか、という気も湧いたけど、しんどくて思考も止まる。ただ横たわったり、眠れる時は眠った。意識が飛ぶみたいに眠れる時もあった。昨日の新幹線でも何分間か眠った。
Mさんのしんどさを自分の身体で実感すると、これは「無理をして動く」はよくないやつだな、と感じた。勘で。かといってこうして、鈍くしんどい中で1人家にじっとしているのは気が滅入る、気が狂いそうになると思った。どうすればいいか全然わからなかった。
足ツボは効かないかもしれないけど、また元気になったら足をもみに行く。それは少しでも気晴らしになるかも、とは思った。
その旨をMさんにメールして伝えた。
Mさんは、「しんどいって知らなくて、ごめんね、役に立てなくて残念です」って、返信をくれた。今までさんざん働いてきて、そんな体調悪い中で、「役に立てない」ことを無念がるのか。
わたしは無理はしない。ひたすら回復を祈る。
「PERFECT DAYS」はなんの予備知識もなく見た。すごく良い、という感想をあちこちで見かけた映画。たしか監督は「ベルリン天使の詩」の人。
さすがの映像美だった。わたしたちの生活は苦しい悲しいけど、「美しい」ということを教えてくれる。ものだった。ちょっとしたコントラストとか青みとか彩度とか視点とかで。
音楽もよかった。キャストもよかった。
最初は、主人公の部屋は自分の20代の頃の部屋に似てて、ギターもなにもかも売り払った手離したことを思い出してしまった。わたしの場合はエセ侍魂で。
小さい古本屋さんで100円の文庫本買って、電気スタンドで読んで、テレビもなくて主にカセットだったから、似ていたから、郷愁より美しさよりちょっと悲しかった。ギターを売り払ったこととか、まだ癒えていないから悲しかった。
でも映画、とてもよかった。シンプルで。しゃべらなくていいんだった、と思い出させてくれた。
インターネットは、ここにないものはこの世にないと言ってるみたいに、主張せよ、言語化せよ、日々のなんでもない行動もネットに乗せて公開せよ、と言ってる感じがするけど、
誰にも知られず、黙って、
たすけよう、とかもなく、よろこばせよう、とかもなく、
うたっていればいいのかな
と思った。
2024年10月1日
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