2024年6月13日

そういえば昨年、学校に行かなくなったのはちょうど今頃、運動会の頃だ。
「明日から運動会の練習があるから、練習休むとわからなくなるから、行かなきゃ」とひとりごとのように言うのを聞いて、もうやめよう、学校に相談しよう、と決めた。「明日は休もう」とはるに言った。
「行きたくない」と言ったことはあるけど、「行かなきゃ」は、もうだめだと思った。これ以上無理させたらだめだと思った。

今年は運動会、ほんのちょっとだけど見学したなあ。運動会の練習を機に行かなくなったことはすっかり忘れてた。
昨年は絶望だった。クラスの団結が強まるイベントなんだろうなあと疎外感で眺めた。はるにはどうでもよかったかな。

昨年の担任の先生は体育の先生で、学校が好き!学校はいいところ!という感じの先生で、入学してすぐの懇親会みたいなやつでも、「5月に入ると疲れが出る子もいますが、勉強するように、学校行けるように、おうちのかたも後押ししてあげてください」と言ってた。
はるにも、がんばれ、がんばれ、と言ってた。
はるもわたしもがんばった。体力がつけばきっと楽しくなると思った。学校は楽しい、と思うことに努めた。でもつらくてたまらなかったよ。

1学期の中間試験と期末試験、全部受けさせた記憶がある。1学期は「遅れないように」家で勉強させた。小学校のふりかえりからやりたいところだけど、そんな時間もないから中1の勉強を、必死で教えた。試験勉強は提出課題まで全部やった。ものすごい量だった。わたしには簡単だけど、はるにはとんでもなくつらかったんだと思う。
勉強って楽しいよ、と伝えたかった。少しずつでもやろう、毎日ほんの少しでもやろう、そしたら追いつける、って。
勉強が追いついたら、慣れてきて体力ついたら、学校行って友だちと遊ぶとか、本来の楽しい時間を過ごせるようになると信じた。

はるは入学前、父親に、「中学は1日でも休んだら遅れてわからなくなるから休まず行かんとだめよ」と言われたこともずっと焼きついてしまってた。
疲れてきても、遅れないように、取り返しのつかないことにならないように、がんばってた。

中学をすごく楽しみにしていたし、
ニコニコで入学して、
2週間くらいは楽しそうだった。
休む日も増えて行ったけど、自転車通学は3回か4回だけだったかもしれないけど、フル登校の日もあった。部活までやってた。
美術部すごく楽しいって。部活に出るためにはフル登校しないといけなくて、
前年度は後半ほとんど通学してないのに急に。
朝7時半に出て、夕方5時半に自転車で帰って来た。
何日やれたっけ。
わたしもはるも、「できる」と信じた。
わたしは、毎日怖くてたまらなかったけど、しゃがんで小さい花をじっと見て、はるが帰ってくるのを待った。

みんなみたいに、中学生になれると思った。
つらかった6年生の1年間を終えて、世界が変わる、中学楽しみ!と喜びいっぱいだった。
6年の時の先生に「このままだと中学になったら大変ですから、家でドリルとか買って勉強して下さい」と冷たく言われた、あんなの吹き飛ばすぞと思ったけど、結局、無理をさせて完全に勉強を嫌になってしまった。

はるはなに かに失望してしまったように見えた。
勉強が嫌で、わからなくて、掃除や給食当番をやる筋力がなくてつらくて、学校に行かなくなった。
友だちのことは好きなのに、学校に行けない。
当たり前にできることができないけどあんまり理解されない。

(しんどいとウワーッとすべてが嫌になって思い出してしまう。
どうでもいいこと)

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