2024年1月25日

仕事場からはるを迎えに行く道々、
どうやったら止められるんかな、と思った。
虐殺、虐待、人を踏みにじること、人殺し、
ってさ、
かつてわたしの母校でも起きた教師による虐待、今でもはらわたが煮えくりかえる暴行事件のことを思い出したり、
ガザで起きている「虐殺」は、
大人による、虐殺は、
ぎゃくさつ、
たいりょうぎゃくさつ、
「残虐」な行為は、
どうやったら止められるんだろうと思った。
署名でもだめなんじゃろ、
デモも。祈りも。
だめなんじゃろ。祈るけど。
祈っても地震起きたし。だめなんじゃろ。
と言いながら歩いた。
じゃあどうやったら止められるの?
止めよう、と「発信」しない奴はクズなのか?
SNSで?
閉じた媒体の中で?
正義を謳い、叫ばない奴を責めれば、
立ち上がらせ連帯すれば、
署名を集めて行進すれば、
虐殺は止まるのか?
虐殺を止めるにはどうしたらいいの?
止めたい。
1秒でも早く。

木を見ながら歩く。
木は、あきれたように、責めてるみたいに、わたしを見ている気がした。
着くと、はるが顔を出して、「もうちょっと、延長!」って、
もうちょっと遊びたいから待ってて、って。

外には雪がちょっとだけ降ってて、暖房が効いた暖かい廊下でストレッチしながら待った。
ちょうどあのへんだ、あそこでちゃいなと話したんだった、とガラス戸の向こうを眺めた。
話した、というより、京都に行って、短い帰省中、アマチュアバンドコンテストの裏方で働くちゃいな、その日だけバイトしてたのかな、わたしはコンテストを見に行ったから、たまたま会えた、
ちゃいなのさみしそうな笑顔、
わたしと話すことをあきらめた笑顔
こいつとは話せない、って、意思疎通をあきらめた時の
わたしはその時そんなことにはまったく気付かなかった。自分が笑って話しかければ、笑って返してくれると思っていた。忙しくてそれがかなわなかったんだと思っていた。あれが最後に会えたちゃいななんだよ。だからずっと、「いつかまた会えたらあやまりたい」と思っていた。
ゆるされなくても。軽薄に、踏みにじって傷つけたことを、そのことにずっと、気付くことすらなかったことを謝りたかった。

職員室から聞こえる、はると先生とYちゃんの声。はるが楽しそうなことがうれしかった。昨日のテストの時は、やっぱり少し焦燥した顔、髪もぼさぼさになってて、しんどそうな顔だった。さっき覗いた顔はいきいきしてた。今日この1日、楽しく過ごせていることが、ほんとにうれしい。ありがたい。

切羽詰まって今日は、「勉強を、苦しまずやる方法って、何かあるでしょうか」「期末テストはいくつか受けようと思いますが、何から取りかかればいいかわかりません」「どうすればいいかわかりません」と、先生に聞こうかと思っていたけど、今日は聞くのをやめた。

Yちゃんが乗るバスの時間が来て、3人で先生に「さようなら」と挨拶をして、笑いながら階段をおりて、歩いて、信号のところでまたねって手を振って別れた。

1日のほとんどを笑って過ごしている。
でも、なんでもないことで涙が出てしまう。
お茶を飲もう。

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