2022年9月21日

今日は役所と銀行。仕事の前後に行くから気が重かった。ため息ばっかりついてしまう。でも思ったよりも楽に済んだ。自転車で行ったからかもしれない。
自転車はやっぱりとてもいい。どんなに心が重くても、家から離れていくのが感じられる。
通ったことのない道を通ったり、あの大好きな川を見た。今日は台風後の泥水もなく、ぽつぽつと現れた陸地に鷺が歩いていた。
この2日、突然の澄んだ空と少しの雲。トンボ。なんとなく、静まり返っている。

帰り道は「太陽みたいな歌声」について考えていた。憂いのある声は、好きだけど、何かが心にひっかかる。だから太陽みたいな声はもっと好きだ。
どこまでもその人を超えてのぼっていく。
その人は地上で、置き去りの身体なんかもうどうでもよくて手を離して空に向かって笑っている。
笑っているみたいな声が好きだ。

郵便局のあたりで、昔、I子さんが唐突に言った、「月は、太陽の光を反射して、やわらかくして届ける」を思い出した。
月には月のすごく重要な役割がある、って。I子さんらしくもないことを唐突に言うから、その時も神様に言われたような気がした。

それを思い出すと続けて、
「岡田は、『乾きものかな?』と思って噛んだら、なんか汁が出た!うわ、気持ち悪い!みたいな、一見乾いとるけど気持ち悪い汁が出る、みたいなものなんよ。じゃけえ、自分をどう思っとるか知らんけど、良いものとか綺麗なものとかやろうとせんでええんよ。自分らしい汁を出せ。(気持ち悪い)汁を、恥じることなく。だってお前は沼男(ぬまお)。岡田沼男…」も思い出した。

沼男ってなんなん。なんだったんじゃろ。
のちに「こんなこと言ったよね」と言ったらI子さんは全然おぼえてなかった。
でもあの時、とてもすくわれて、ありがたかった。

それで思い出して、沼男の頃の日記を見てみたら、こんなの書いてた。
やっぱりずっと、「憂いのない歌」が好きなんだなあ
https://cochineallll.blogspot.com/2006_04_04_archive.html


同情されず孤独でいいから、広く大きく笑っていたい。

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