2019年11月25日

11/23は、久保さんに、
ギターを弾いている顔が完全に「鬼」だったと言われた。
神楽面の「鬼」。

どなたかに
「格闘技を見てるみたいだった」
とも言われた。

「今までで一番ひどかったね」
と笑って下さった言葉には
救われる思いがしたほど
ひどいものだった

11月に入ってから、演奏している時、
神様や仏様がすぐ近くにいるような気がして
心強くあたたかく、
とてもしあわせだった。
だからこの日も、あたたかい音が鳴ると思った。
アマテラスみたいな、強い日の光をイメージしたりした。

でも、演奏をはじめたら、
太陽どころか、
真っ暗な穴の中にいて、
耳をすましても、
神様の声も仏様の声も
ギターの声も誰の声も
きこえなくなった。
最後まで。

口からはうたじゃなくて言葉が、
口から出た瞬間に石になって
ぼろぼろ足元に落ちるあれが
出るばかりだった。

伝わらないことなんかなんでもない
伝えようとする行為が嫌いだ
ただ生きていればいい
音楽が大好きだ
心が躍ることが

意味はいらない
言葉は嫌いだ

嫌だ、と、
叫んでしまった。
いちばんやりたくないことをやった。


今も、ふと気付くと涙が出る。  

神様や仏様や人間、鳥、虫、植物に
もらった、小さい火を、
目の前の人に渡したかった。

もらうばかりだから、
あげる側になりたかった。
その真反対をやった。

自分の持っているものを
人にあげるどころか、
力を吸い取るような行為。
そんなところからは抜け出せたと思っていた。

この日強く自覚しただけで
今までもそうだったのかもしれないと
思い知らされた。



これからがんばります
次がんばります
と言ったとして、お互いに明日死ぬかもしれないのに
次とか言ってんじゃねえと思う。 
戻せない。
おわびをすることはできない。

できることは、曲を完成すること、
ギターの練磨、しかないから、
この日を忘れず、
感謝を胸に、それをやる。

明るく、強く。

今日を生きる。


どうか、今日も
すこやかに、過ごされますように。

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