昨日のハルとの会話
改札出る前、どういう流れだったか突然、はるが、
「戦争になって、逃げなくちゃいけなかったりするかもしれないから、体を鍛えなくちゃいけない」
と言い出して、
体を鍛えるのは戦争の時に逃げたりするため、とか、
いつまた戦争になるかはわからない
みたいなことを急に言うから、
ええっ?!、でも、そうかもしれんのんよね、
と答えて、
それから、車を停めてるイオンへ歩きながら空襲や原爆の話をした。
「家はみんな壊れたの?」
原爆はぜんぶ、家も、草も全部焼けて何もなくなったよ、
「どうして、ばあばは大丈夫だったの?」
このへん(三原)は壊れてないよ、それに、ばあばは戦争が終わってから生まれた。
でも、終わってから生まれたために、
ひいおじいちゃんが、ばあばのお父さんが、原爆にあって、煙とか吸ってるから、
ばあばの体にも入ってて、
それで心臓が悪くなったのかも
「はーちゃんの体にも入ってる?」
うん。薄くなってるかもしれないけど、入ってるかもしれない。
「それで、はーちゃんも、生まれたとき目が開いてた(酸素濃度が低かった)のかな」
そうかもしれんね、心臓に来たんかもしれんね、
それから、どうして三原は大丈夫だったかを、
武器庫や軍艦を作る場所は狙われて空襲にあった、と話したり、
その頃は食べるものもなくなって、着るものも日用品もなくなって、と話してたら、
「どうして、もう負けましたって言わなかったんだろう」
と、はるが言って、
それが、新聞とかでは、
勝ってます、日本強いです、って嘘ついてたんだって。ほんとはすごいやられてたのに、言っちゃだめで、勝ってます、って、
嘘言わないといけなくて、みんな、
あと一息だ、がんばろう、って
でも、負けました、って、なって、
そしたらね、
その日から突然世界が変わって、たとえば、教科書は塗り潰しをさせられて、こんなこと教えちゃだめですって言われて、黒く塗って消したりして、みんな、信じてたものが突然消えて、がっくりきたんだって。
突然世界が変わるって、
想像もつかないね…と、2人で話した。
それから、
たぶん話はそれて、
そしてイオンに着いて、
車に乗って帰った。
お風呂上がりに
はーちゃんの心の中にも、
薄くなってるかもしれないけど
原爆のことが入ってるのかな、みたいなことをはるが言った。
うん、ママも子供の頃、戦争とか原爆とか怖くて悲しくて泣いたりしとったんじゃけど、(おじいちゃんや昔の人が見たものや聞いたものが)薄くなって、入ってたのかも、と答えた。