2019年8月17日

午前中、はるの夏休みの宿題。

夕方、はるが友だちの家に遊びに行くのを送って行く。
1人になって、ぼーっとして、
やっぱりギター弾こう、と
弾き始めると楽しくて、
約束の4時を少し過ぎた。
約束を少し過ぎて、幼なじみを車で迎えに行く。
3か月ぶりに家に遊びに来る。

思えば、ここにいて、友だちといって、幼なじみの愛子さん、ただ1人。
その愛子さんと3か月会ってなかったから、
まったくわたしはほとんど人と話さないんだなあ…。

いざ話すと、はると話す時もそうだけど、
ほとんど、げらげら笑うことしか話さない。


久しぶりに会う愛子さんは、15年くらい前に貸したベースを返してくれた。
前に会った時、「また宅録したいけど、あのベースまだある?」と聞いたら、
あるよ、返すよ、って。
でも、今日、「はい、これ。」と差し出された時、
そんな話は忘れていたので驚いた。

懐かしいベース。
浜田さんが中学生の時、質屋で買って、
ケースもなく剥き出しで手に持って、橋を渡って歩いて帰って、
ある日楽器屋さんに持って行って見せたら
「これ楽器じゃないよ」と笑われたというベース。

メーカーはグレートレイクという聞いたこともない名前で、
ヘッドは縦に割れててアロンアルファでくっ付けてある。
そこに浜田さんが好きだった「SION」という小さい文字と、
バットマンのマークのシールが貼ってある。

楽器じゃないよ、と笑われたって。
でも、とてもよい音がする。
浜田さんが高校生になって新しいベースを買ってからは、
わたしの家に置いておいてくれて、
宅録のベースは全部これで録音した。

ごめんね、ずっと放置してたから、ボロボロよ、
と、愛子さんは言ったけど、
さわった瞬間、ほとんど変わりない様子にまた驚いた。
さすが、最初からボロだけある。かも。
どこも、ボロボロに衰えたふうには見えなかった。



愛子さんと久しぶりで話した。

愛子さんは、
自分たちと同じ世代や、それより上の人たちは、
意固地で、自己主張が強くて、
自説を振り回して、
隙あらば優位に立とう、従わせようとしてくるからタチが悪い、
と言った。
若い人たちの方がずっといい、
押しつけてこないから
と言った。
なるほどなあ…そう言われたらそうだなあ…と思った。

続けて愛子さんは、
これは年齢的な問題だと思うから、
自分もそうなんだろうなあ〜と思って、
気をつけるようにしてる…と言った。


愛子さんは最近まで、ストレスで身体がどうかなるんじゃないかと思うほど嫌なことを言ってくる人と関わってたとかで、

自分は「好き」と「嫌い」の2択じゃなくて、 
「好き」と「興味ない」の2つだから、
嫌な人に出くわすと、
「あなたがどんなことを考えててもいいから
押し付けないでほしい、
どうでもいいからほっといてほしいと思う。」
と言ってて、
わかるなあ……と思った。

わたしも昨年、
あなたのためを思って言ってるのよ、
親切で言ってるのよ、と笑顔で
さんざんわたしの悪いところを並べ上げ改善を要求するという人に苦しんだことがあるけど、
それはとにかく「タチが悪い」世代なんだ、年齢的な問題だと愛子さんが断言するのを聞くと、
可笑しくて笑ってしまって、
なんだか楽になった。


いっしょに晩ごはんを食べて、
夜、10時前に、
車で送って行った。

まだ強く光っている月と
澄んだ夜空。


お酒を飲まないって、なんかしあわせだな、と思った。
夜道を車で送って行ってあげられるし、
淡々と、
「また遊ぼうね」と言える。



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