2004年8月8日

みっちゃんちで朝ごはんをいただいて、本を貸してもらって、月陽洞へ行く。
SAYANと、ユージン・ハズグッドさんとのライブ。
たくさんのお客さんは、みんな笑顔であたたかく、
逆境で叫ぶことしか出来なくなっているようなわたしは
うろたえてしまった。

ユージンさんの演奏は、ちゃんと聴くのは初めてだった。大きなマーチングドラムを叩きながらうたわれるインディアンのうた。始まったら、いきなり涙がでた。
「よく頑張ったね」という声が聞こえた気がした。
自分は頑張ってないけど、「ひとつひとつの生活をがんばって、更に、なお、何かのために苦しみ、考え、行動する人たち」に、何かが、「よく頑張ったね」と言った気がした。
ユージンさん個人じゃなく、手指や喉をとおして、何かが、死んで体が燃えても残るものが、わからんけど、存在して、自分のやったり思ったりするようなキレイゴトとは違う、それが、人が出す音の中にやっぱりあるということが、うれしくて涙がでた。


ユージンさん夫妻は、ライブが全部終わったあと、
「よく練習しましたね。」と言って、ネックレスを下さった。
どこかの国の女の子が作ったビーズのネックレス。

ライブが終わって、センちゃん(5歳)と空を眺めていた。
花火の空砲みたいなのが鳴ったとき、センちゃんは驚いて、そのあと、
「よかった。爆弾じゃなくて」と笑った。
どうしてあんなことを言ったんだろう。
でも本当にその通りだ。
あんなの撃つなんて、うっとおしいという目で
センちゃんは空を見ていた。

長い長い1日。夜になって、
アストラムラインに乗って、
バスに乗って、電車に乗って、
走って走って家に帰った。

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